円部分の変形を緩和

プロジェクト：サークル部

素材: 1.7131

表面処理: 焼入れ+焼き戻し 47+3HRC、浸炭、ハイポリッシュ

サイズ: 420*420*8mm

厚さ: 8mm

鋼部品は熱処理後にさまざまな程度に変形することが知られているため、その精度と公差を制御するのは困難です。

上記で扱ったプロジェクトは、サイズは少し大きな円でしたが、その厚さは少し薄かったです。薄い部品は機械加工中に振動し、公差に影響を与え、熱処理により状態が悪化します。

このプロジェクトで最も苦労したのは、円形部分を 2 つに切断した後、薄い部分の変形を緩和し、平行を維持することでした。

お客様ご要望のオリジナル硬度は60+5HRCでした。変形を減らすために、当社のエンジニアは、部品の硬度を下げることをお客様に提案しました。打ち合わせ後、部品硬度47+3HRCで合意。

1.CNC加工

すべての詳細が明確になり、注文が行われた後、プロジェクトの進行を開始しました。

まず、3D図面をもとにCNCマシニングで部品を作りました。その過程で、できるだけ振動を避けるようにしました。

2. 熱処理

その後、熱処理により部品を硬化させました。部品の硬度を下げ、熟練した機械工が操作したため、部品はほとんど変形しませんでした。結果は私たちの予想を上回るものでした。

3.浸炭

熱処理後の部品に浸炭処理を施し、表面をより硬くしました。浸炭後の浸食や摩擦に耐える能力を持たせるために、部品の表面は浸炭度が高くなります。

4. 研削

表面を研ぎ澄ませたい部分に研磨を施し、高度な研磨に備えます。

5.ハイポリッシュ

顧客が要求した粗さに到達するために、部品は高度に研磨されました。高度に研磨された後、パーツは粗さ Ra0.8 に達し、かなり滑らかで光沢のある表面になります。

6.パーツを2つに切る

お客様のご要望に合わせて全工程を終えた後、2ピースにカットします。

7. 品質検査

部品の出荷準備が整う前に、部品の品質を検査またはチェックします。私たちの検査官は、サイズ、公差、変形を厳密に検査して、顧客の期待を満たしているか、それを上回っていることを保証します。

8. 部品を梱包し、出荷の準備をします。

検査とQCレポートの発行後、輸送中の衝撃を防ぐために柔らかく厚いフォームで梱包された部品を納品しました。

プロジェクトを達成できたという達成感と、お客様の満足を得ることができました。

私たちと次のプロジェクトを開始したい場合は、私たちに連絡するか、すぐに見積もりを入手してください。